2024年12月23日から2025年1月3日までの年末年始期間における旅行動向について、株式会社JTBが調査結果を発表しました。この期間中、1泊以上の旅行を予定している総旅行人数は2,852万人と前年をわずかに上回る見通しです。以下に、国内および海外旅行の傾向をまとめました。
国内旅行の動向
- 旅行人数: 2,800万人(前年同様)
- 平均旅行費用: 43,000円(前年比104.9%)
- 旅行消費額: 1兆2,040億円(前年比104.9%)
物価高や宿泊費の上昇が平均費用の増加に影響しており、旅行日数が増加したことで遠方への旅行も増加しています。旅行の目的としては「家族と過ごす」や「リラックスする」が増加しており、「帰省」や「親戚訪問」は減少しました。また、旅行先は関東地方が最多で、次いで近畿、東海地方となっています。
国内旅行の傾向
- 旅行日数は2泊3日や3泊4日が増加。
- 「ホテル」の宿泊利用が増え、交通手段としてJR新幹線や航空機の利用が伸びました。
- 人気の訪問先として「自然の景色が楽しめる場所」や「東京ディズニーリゾート」が挙げられます。
海外旅行の動向
- 旅行人数: 52万人(前年比113%)
- 平均旅行費用: 273,000円(前年比106.6%)
- 旅行消費額: 1,420億円(前年比120.6%)
円安や海外物価高の影響で旅行費用が上昇している一方、旅行人数は前年より増加しました。短期旅行として近隣の韓国や台湾が人気を集める一方、ハワイや欧米豪などの遠方への旅行も見られ、二極化が進んでいます。
海外旅行の傾向
- 旅行日数は「3泊4日」が最多。
- 旅行先では韓国が最も人気で、続いて台湾、ヨーロッパ、ハワイが挙がっています。
- 旅行費用は「40万円以上」が最も多い一方で、15万円未満の費用帯も一定数を占めています。
まとめ
今年の年末年始は、国内外での旅行意欲が引き続き堅調でありながら、経済状況やカレンダーの影響を受けた行動が見られます。国内旅行では家族との時間を重視した旅行が増え、海外旅行では近隣国や遠方の人気地への二極化が進んでいます。今後も観光需要の動向が注目されます。